遊音工房の目指す音とアプローチについて
ユーインメソッドと改造スピーカーモンスピについて
バッテリードライブアンプについて
手作りケーブルについて
手作りUSB DACについて
バッテリードライブ音楽専用コンピューターについて
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遊音工房の目指す音とアプローチについて
遊音工房の目指す音は、録音された音を可能な限り 正確に再現した音です。
録音された音が 忠実に再現されたもので,色付けがいっさいされていないもの
です。無色透明で、いらない色付けが全くされていない純粋な音を再生する装置
を作ることを目指します。また、スピーカー改造をする時の目指す音も同じです。
この目指す音が出せるようになると、眼の前に演奏者が表れ、演奏する時の
動きとか気配まで感じられるようなリアルな音像を作り出す装置になります。もち
ろんジャズは良いけどクラッシクはだめとか、虫の声が虫の声ではないように聞
こえる、などといったようなことは無くなり、録音された音はどんな音でも全て本当
にそれらしく聴こえるようになります。
この様な高性能な装置で音楽を聴くと、その音楽を作り出した人が音楽に込めた
メッセージを正確に感じる事が出来るようになります。また、ストレスなく音楽を聴け
るようになるので、聴き疲れなくいつまでも聴けて音楽に没頭できるようになります
この理想のステレオにアプローチしていくと、どうしても大量生産できない細かい
人の手による作業が必要になってきます。そのために遊音工房では熟練した作業
者が一つ一丁寧に作り上げる、ハンドメイド生産方式を採用しました。そして、ユ
ーインメソッドによるスピーカーの改造、バッテリードライブアンプ、USB DAC、
バッテリードライブ音楽専用コンピューター、オーディオケーブル、スピーカーケー
ブルと、音の入り口から出口まで全てを遊音工房で一貫して手づくりした高性能
ステレオセットを皆様にご提供いたします。
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ユーインメソッドと改造スピーカー“モンスピ”について
音の出口であるスピーカーは最も音質に関わるパーツです。スピーカーの音質を
良くする為に 遊音工房が編み出した改造方法がユーインメソッドです。それは次
に示すコーン型スピーカーユニットの音質に関わる3つの要因を改善するものです。
1)コーン紙の剛性化
コーン紙を振動中にたわまない様に補強して強化します。できるだけ軽くする必要
があります。たわむと歪んだ音になり聴き疲れの原因になります。また、重くなると
微小音が出なくなります。補強のやり方で大きく効果も変わってくるので高度な改造
技術と技量が必要です。
2)コーン紙の動きを制動する力の調整
殆どのコーン型スピーカーはコーン紙の動きを制動する力が強すぎて、微小音が聞こ
えなくなっています。エッジをセーム革にしたりして制動力を調整して最適化するもの
です。これによりコーン紙はより音楽信号通りに空気を振動できるようになります。
3)磁力の強化
磁石の磁力を強めると音質が良くなります。強力なネオジウム磁石をスピーカーユニッ
トの磁石に追加するように取り付けて磁力を強化します。しかし、磁石の取り付け方法
は非常に難しく、取り付け方により効果も大きく変わります。また、間違った取り付け方
をすると本体磁石の磁力を低下させる原因にもなったりします。さらに、強力なネオジ
ウム磁石の取り扱いも慣れないと非常に危険です。
ユーインメソッドとモンスピについて
これらの音質に関わる要因を改善する為にに30年余りの年月をかけて試作実験を繰り
返して編み出した改造方法にユーインメソッドと名を付けました。その方法で改造された
スピーカーを モンスタースピーカー、略して“モンスピ”と呼ぶことにしました。特に磁力
強化までした物を“モンスピネオ”と呼ぶことに致しました。
モンスピの音は余分な歪が無くなり、自然でリアルな音になります。更に、微細な音まで
聴こえるようになり、低域側にも高域側にも再生帯域が広がります。また、低音のスピー
ド感が増し音像が鮮明に広がって聴こえるようになります。改造前のスピーカーの音から
は想像できないような、まさにモンスターのようなスピーカーになるのです。
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バッテリードライブアンプについて
遊音工房ではスピーカーの音質を高める研究と同時に高性能なアンプの開発も並行して
進めてきました。その結果、アンプで最も音質に大きな影響を与えているのは電源であり
最も性能が良い電源はバッテリーであるという結論にいたりました。また、回路はできるだ
けシンプルにして使用する電子部品は厳選した物を使用する必要があることが解りました。
バッテリー電源について
鉛バッテリーは古くからエンジンの始動などの大電流を瞬時に供給する必要がある時に使
われてきました。内部抵抗が小さく瞬時に大きな電流を供給する能力に長けています。ア
ンプに使用すると、スピーカーを強力に駆動する事ができ、最適な電源です。
市販されているアンプは100Vもしくは200Vの交流電源を整流した電源で動いています。
整流した電源では常に電源電圧が変動し、電流供給能力も変動します。そのためにアンプ
でスピーカーを駆動する時に駆動力にムラが生じて音が歪みます。
さらに100V、200Vの交流電源はつながっているは他の機器からノイズが発生し、それらも
電源を通過してアンプに入り込みアンプの音を濁らせます。バッテリー電源はこのような問
題がいっさいないピュアーな電源なのです。
この研究結果をふまえて20年かけて開発したのが遊音工房製バッテリードライブアンプです。
電源に自動車用の鉛バッテリーを使用して遊音工房製の高性能充電回路がついています。
このアンプは、スイッチが入っていない時は自動的に100Vのコンセントから充電され、満充
電になると充電が止まりバッテリーを最も劣化の少ない状態で保持するようになっています。
その為 普段は何もする事はありませんし、バッテリーの寿命は5年以上にもなり非常に経
済的です。
バッテリー電源の音が良い理由
市販の100V,200Vの交流を整流した電源では電気の供給元が変動しているので 常に電気の
供給能力は変化しています。どの様な技術を用いても完全に平滑化するのは不可能です。
バッテリーは、プラスとマイナスの電極表面の化学反応により発生する電位の差を取り出して
います。発生する電気の元は電極表面に発生する電位によるものですが、これは常に決めら
れた電圧が発生するように電極表面で起きている化学平衡反応によるものです。その化学平
衡反応のスピードは非常に速いので電圧降下に対するリカバリー時間は短くなります。その為
電流が流れた瞬間に降下した電極表面の電圧は化学平衡反応により瞬時に決められた電圧
を保持するように反応が進むのです。このことが常に安定した電源電圧を維持できる理由です。
勿論車の始動時のような超大電流を取り出す時は反応の方が遅れて電圧降下を起こしますが
アンプの動作レベルの電流では充分な能力を持っているので連続的に安定した電圧でアンプに
電気を送ることが出来るのです。一般の人は、バッテリーはコンデンサーのように電気を蓄えて
いると思われている方も多いと思いますが、バッテリーは電極で常に安定な電圧で電気を発電
している高性能な発電機ともいえるのです。
この安定した電源電圧と電流供給能力こそが色付けがないピュアな音を出すアンプの土台と
なっているのです。
アンプ回路について
高性能なバッテリー電源から供給されるノイズの無い安定な電源電流はアンプの動作解析
にも大きな影響を与えました。アンプ回路の良し悪しが良く聞き分けることが出来るのです。
この電源のおかげで どの様な回路が最も音が良いのか、またどの電子部品の音が良いの
かが良く聞き分けることができるようになりました。この電源を使いだしてから20年余りになり
ますが、その間に数多くの試作実験を繰り返して今のアンプの形にたどり着きました。
アンプ回路としてはシンプルでできるだけ少量の高性能な電子部品で作り上げるのが最も良
いというのが解ってきました。入力段はJFETで出力段はMOS FETを使用し、NFBは最少限に、
ループはできるだけ小さくする様に作るのがポイントです。勿論、ディスクリートトランジスター
を使用して、一つ一つ特性を測定して確認した物を組み合わせて使用する必要があります。
プリント配線基盤を使った量産品基板では特性の合わせ込みに限界があり、特性を合わせ込
みながらパーツを一つ一つ丁寧に半田付けしていくのが最も適した作り方です。
バッテリードライブアンプの音について
バッテリードライブアンプの音は無色透明で全く色付けがない音です。音の定位感が優れてい
てリアルな音像が眼前に広がります。また、繋がっている他のオーディオ機器の音の差が良く
解るようになります。
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手作りケーブルについて
高音質のスピーカーとアンプを追及していくと、ケーブルによる音質の劣化も次第に無視でき
なくなってきました。そこで 私どもの高音質スピーカーとアンプを使って、音の劣化が少ない
オーディオケーブルの試作を繰り返して追及してきました。
オーディオケーブルについて
その結果、微弱な音楽信号を伝えるCDプレイヤーとアンプ間に使用するオーディオケーブル
は同軸構造よりもツイストペアにしてノイズ対策した方が良くて、さらに線の断面積が小さい方
が音楽信号の劣化が少なくなり、より細かい音までより正確に伝えることが解ってきました。
しかし、断面積が小さくなると必然的にケーブルの抵抗値が上昇してきて細かい音まで聴こえ
るようにはなるのですが、音が次第に痩せてくるのも解ってきました。
この相反する問題をできるだけ抑えるようなケーブルの構造はどの様なものか?試作を繰り返
して最も効果的な構造のスピーカーケーブルの製造方法を確立いたしました。
スピーカーケーブルについて
また、アンプで増幅された音楽信号をスピーカーに伝えるスピーカーケーブルにつきましても
同じように色々と試作を繰り返して音の変化を確認してゆきました。
その結果、オーディオケーブルと同じく 線の断面積が小さいほどより細かい音までよく聴こえ
ることが解りましたが、音痩せの問題も大きくなることが解りました。
スピーカーケーブルもオーディオケーブルと同様に試作と試聴を繰り返して最も効果的な構造
を作り上げることができるようになりました。結果として絶縁被膜をつけた細い線を束ねたリッ
ツ線が最も性能が良く、長さやスピーカーの種類により最適なリッツ線の仕様も変わることが
解りました。
これらのケーブルは電線メーカーで作るような物ではなく、手作りしないと作れないものです。
また、ご使用状況に応じて細かく仕様を変える方が良い結果が得られます。
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手作りUSB DACについて
遊音工房ではUSB DACを受注生産することに致しました。それは、これから先のステレオは
コンピューターから音楽を再生することが主流となり、特にUSB接続したDACを使用するのが
最も合理的であると考えたからです。できるだけ安価に、しかも超高性能に作り上げることに
徹したハンドメイドUSB DACを皆様にご提供いたします。DACの音質については、DAC本体
のLSIよりも周辺回路の良し悪しで音質が大きく変わるこが解り、アナログ回路部分をチューニ
ングして高音質化したUSB DACをご提供いたします。
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バッテリードライブ音楽専用コンピューターについて
音の良い音楽専用のコンピューターが欲しいという長年の夢を持たれている方は多いと思い
ます。今まではコンピューターからの音楽再生は今一つでした。ラップトップコンピューターは
バッテリーで駆動していますがバッテリーの内部抵抗の問題からか思っているような音質は
得られませんでした。
遊音工房ではアンプで培ったバッテリー電源の技術を応用し、デスクトップコンピューターを
鉛バッテリーで駆動させると音が良くなるのではと考え、鉛バッテリー電源で動くデスクトップ
コンピューターを試作いたしました。マザーボードとCPUに強力な鉛バッテリーからの電流を
ストレートに流し込むように作られています。そうすると音が非常に良くなり、信じられない方
も多いかとは思いますが、コンピューターも電源で音が大きく変わることが確認できました。
先の手作りUSB DACとセットで使用すると非常にクリアで広がった音像で音楽を楽しく聴く
ことができます。Windous 8搭載のデスクトップコンピューターでタッチパネルの操作性は
非常に快適です。ご使用状況に合わせた物を受注生産いたします。
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